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8月例会報告
最後の担当例会に気合いが入る熊谷雅和委員長 ■Group Communication委員会 石田秀生

 去る8月18日、飯田女子短期大学講堂にて(社)飯田青年会議所 Group Communication委員会が担当する8月例会を開催しました。タイトルは、『子供たちの明日のために ~大人たちに伝えたい想い~』です。
 私たち委員会では、この一年を賭けて『安心して子供を生み育てられる地域』実現に向け、地域一体となって取り組むことが理想の姿として研究・開発をしてまいりました。全てのベースとなる家庭から、そしてその家庭を取り巻く地域が新しい一歩を踏み出すことを目指しております。
 2月例会「現状認識」に始まり、6月例会の「大人が変われば子供も変わる~言霊の力~」、そして親業入門講座など、教育とは親が子供をもっと知ることから始まるということを学んできました。この8月例会では、これらを知った上で“JC(地域の大人)に出来ることは何か?どうやって、そして何から始めればいいのか?”を第1部で皆さんに伝えることが出来ました。大人が知らない子供達の世界をもっと知ること。その為にも、あたたかい気持ちを素直に言葉に表すことからはじめる『私メッセージ』。それが、この地域の教育の姿であって欲しい。私達の願いです。
講師の「夜回り先生」こと水谷修氏  第2部でご講演頂いた水谷先生は、一人の正直な大人として、子供と向き合っています。行政など体制に責任転嫁することなく、自分自身が真正面に向き合うことの大切さを、自身の体験談を元に伝えて頂きました。身体中をガンに蝕まれ、後どれだけ生きられるかも判らない中、治療する時間を惜しみ、精神力だけで自分に残された毎日を子供達のために費やされています。自分が何を為せるのかを本気で考え、力一杯生きておられます。
 先生のお話は流れるように滑らかで、その熱い想いは確実に私達聴講者の心に染み入ったようでした。
 その中から、特に私の印象に残った先生のお言葉をご紹介します。(一部先生との懇親会の場でのお言葉を含みます)
  1. 私のような素人のカウンセリングで(死ぬほど悩んだ)人は救えない。専門家の力を頼りなさい。
  2. (どんなに悪いことをしたとしても)いいんだよ。今までのことは。でも、これから一緒に頑張ろう。
  3. 自分の命(人生)だから自分の自由にして良いなんて大嘘だ。戦争の中、我が身を投げ打って他人の子供を守った大人がいた。そしてその生き抜いた人達が命のバトンを渡して今に繋がっている。一生懸命生きなければ駄目だ。
  4. 型というのは大切だよ。崩せばカンタンに崩れてしまうからこそ、フォーマルという型があるんだよ。でもね、型というのがあるから楽なんだ。人間関係にも同じ事が言える。礼儀という型のお陰で、簡単に良好な人間関係を作れる。型にはまらない個性が大事だという人がいるけど、礼儀を忘れたら単に乱暴な個性が残るだけだよ。
  5. 何故クールビズにしなければならないのか?個と公の区別をキチットしろ!温暖化防止を言い訳に、公の場で暑さを我慢出来ない国民に成り下がる必要はない。
  6. おまえ達JCがやらなければ誰がやる?おまえ達だからこそ出来るんだろ!
様々な叱咤激励のお言葉を頂きました。本当に考えさせられる1日でした。私はその晩妻と、改めて子育てのこと、家族のこと、JCのこと、そして生き方について、久々に話し合う時間がもてました。
講演会の様子  さて当日は、メンバー等関係者も含め、530人を超えるお客様にご来場いただきました。私は2000年に入会して以来、様々な例会に参加して参りましたが、今回は例会としては他に類を見ることのない、事業と表現してもおかしくないほど多くの方の出席をいただくこととなりました。子供とどう接してよいのかわからないからなのか、少子化の時代で関心が高いからなのかはわかりませんが、多くの人が家族の絆や子育てに何らかの不安を抱えているようです。ただ一言付け加えるならば、年配の人だけでなく若い人の出席も多かったことが印象に残りました。
 尚、今回の開催にあたっては、女子短期大学の高野先生始めボランティアの学生20名ほどの皆様のご協力を得まして、スムーズに運営することが出来ました。この場をお借りしまして、皆様のご協力に大変感謝申し上げます。

P.S. 8月20日の信濃毎日新聞の1面に、「子供の心 診療拠点を全都道府県に整備する方針を厚生労働省が固めた」という記事が掲載されていました。国が予算をつけて、本腰を入れる大きな一歩です。さて、私達の最初の一歩は、皆さんの家庭から始まっていますか?

2007年9月 1日掲載
8月例会報告
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