2007年度 社団法人飯田青年会議所 > 2007年度副理事長方針

   
社団法人飯田青年会議所 > 2007年度副理事長方針
社団法人飯田青年会議所 渉外経済室 副理事長 稲垣勝俊

持続可能なまち地域に向けて

 2000年に創立40周年ビジョンが唱えられてから今年で6年が経とうとしています。当室では“経済的に自立できる地域”の実現の為、経済を研究テーマに取り組みます。

平成の大合併により18市町村あったこの地域も昨年は南信濃村と上村が飯田市と、浪合村が阿智村と合併をしたため飯田下伊那地区は15市町村となり、より一層経済的自立の実現が必要となってまいりました。このような時代の中、我々は今までの(社)飯田青年会議所で行った経済に関する活動の総括とビジョンの再考をし、私たちが暮らす地域が持続可能な即ち経済的に自立した地域であるため、経済の基盤となる地場企業の充実と協働による創発※をします。

 又、持続可能な地域を創造する(社)飯田青年会議所の組織自体も持続可能でなくてはなりません。2007年度は、14名の卒業生を抱えております。本年度は会員の量的拡大に力を入れます。同志を増やすことそのものがまちづくりであり、又何より多くの仲間がいることでJC運動がより一層充実していくことを目指します。そして来年度以降、(社)飯田青年会議所メンバーの志が脈々と内外に繋がるような組織の基盤を作っていきます。

 企業理念で“基本に忠実 変化に対応”を唱えている会社が多くあります。JC運動に置き換えるとJCの三信条“奉仕・修練・友情”を基本とし、時代の流れに対応した活動をしてこそ持続可能なまち地域や組織が確立すると確信します。

 ※  創発・・・創造し発展すること
社団法人飯田青年会議所 まちづくりスポーツ室 副理事長 塚平一人

新たな、まちづくりの展開へ

 混沌とした時代の中、格差社会の拡大にはじまり、物質の飽和状態が招く道徳心の無い豊かさ。皆さんはこのような社会をどのように感じているのでしょうか。

 私たちは、21世紀を生きる人間として、(社)飯田青年会議所が築き上げてきた様々な財産と志を引き継ぎ、この地域が創立40周年ビジョンにある「一生を全うしたいと思える地域」となることを目指しています。

 これまで(社)飯田青年会議所は、その時代に適した意義ある事業を多く実施してきました。例えば青少年育成事業では、地域を愛する青少年育成を題材に事業展開が繰り広げられ、子どもを取り巻く大人たち、そして家族の繋がりが叫ばれてまいりました。また、スポーツの観点から地域団体との繋がりに取り組んだこともありました。これらの事業はまさに、まちづくりそのものだと確信します。

 そこで当室では、これらの過去の事業で培った多くの手法を活用すると共に、スポーツが本来持ちえている健全な側面とまちづくりに寄与する可能性を模索し、老若男女すべての人が関わることのできる『スポーツの場』を通じたまちづくり事業を行ってまいります。

 地域社会の振興とコミュニティの再生の観点からも、地域の繋がり、ここに生活している人々の繋がり、そして家族の繋がりを深める場として新たなふれあいを生み出すことがこの地域の活性化となり「一生を全うしたいと思える地域」の一助になると考えます。
社団法人飯田青年会議所 地域主権開発室 副理事長 熊谷弘

“感動”する「ひとづくり」「まちづくり」を、“情熱”をもって!

 「この“まち”に生まれて、本当に良かった」私たちはもちろん、我が子や将来を担う子どもたち、またこの“まち”に住む人々は誰もが感じていることだと思います。そして私たちは46年間「明るい豊かな社会」を創造し、「ひとづくり」「まちづくり」の両輪で、この地域の為に運動を重ねて参りました。

 「ひとづくり」とは、指導力開発と置き換えることができます。青年会議所では、民主的な集団指導力あるいは、集団運営能力の研究と実践と云われております。お互いが動機付け、刺激し合う中から切磋琢磨して、各自隠された能力に気づき、人間として形成されて行きます。これは、家庭でも学校でも同じことが言えます。特に家庭では、子どもは親の背を見て育ちます。今求められる「教育」の大命題は道徳に限らず、一人ひとりの自立性と公共性を育むことだと思います。「安心して子供を生み育てる地域」の実現に向けて、「家庭」「学校」「地域」という「教育」での三位一体こそが求められております。子どもにとって親は、最初に接する先生でもあり、私たち地域の大人は、この“まち”に生きる以上、大人として子どもたちに“生きる力”を伝える責任があるのです。地域の子どもは地域で育てるという意識を共有し、ともに課題を解決するために足並みを揃える事ができる事業を展開して参ります。

 「まちづくり」とは社会開発と置き換えることができます。私たちの活動の基盤は、この“まち”であり、この“まち”を発展させ開発しようとするものであります。それには、そこに住む市民の意識変革が最も重要であります。2000年の地方分権推進一括法が施行され、その流れを受けて三位一体改革により、地方分権、さらに道州制も考えられている世の中です。果たしてその改革は、私たち“まち”とってうれしいことなのでしょうか。私が感じるに最も重要なのは、地方分権ではなく、そこに住む一人ひとりの市民が、わが“まち”に誇りをもち、より良い“まち”にしようと活動する「地域主権」「市民主権」の実現で、真に自立した地域社会を確立することが必要だと思います。そのために、この“まち”の事情や方向性を把握し、この“まち”に生きる人々の意識変革の一助となる事業を展開して参ります。そして、その事業を通じながら、(社)飯田青年会議所創立50周年の政策ビジョン立案に役立てて参りたいと思います。

 「ひとづくり」(教育)、「まちづくり」(政策)に関して、地域から、また政治などから多くを学び、メンバー一人ひとりがまず意識変革することが重要です。そして何よりも「行動」し汗を流し事業をしている姿を、住民の皆さんは見ております。“JCが地域を変える”そんなパワーが僕達にはあります。この“まち”の声をしっかり聴き、事業に全うすることで“感動”を味わえ、この“まち”に大きな影響を与えることができると信じております。最後に、JCの活動の基盤である「例会」の充実を図るためにも、委員長を中心とした委員会運営に「思いやり」を持って関わり、私たちJCに所属するJayceeとして、家庭人、企業人、地域住民として意識変革に努めて参ります。
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