1月9日に2009年度の飯田青年会議所の1月例会が行なわれ、新春の幕開けとなりました。
今年、地域ネットワーク委員会では「明るい豊かな南信州」を目指し15市町村で出会う方々と意見を交換しながら、まちの夢=グランドデザインを構築します。
今の世の中は大変厳しい時代を向かえ、世界的に明るい兆しが見えない状況となっております。この飯田下伊那でもその影響を受けております。明るい状況ではないから、ついつい下向く自分(いつもそうでしょ!とは言わないで…)ではありますが、このような時代だからこそ自分にできることは何かを真剣に考え、行動していくことが必要だと考えます。
飯田下伊那に目を向けてみると、それぞれのまちでは独自のまちづくりを展開しています。しかし、活き活きとまちづくりをしているところもあれば、そうでないところもあります。これからの飯田下伊那は変わりつつある環境の変化に本当に対応できるのでしょうか。合併や統合をしていても素質そのものが変わらなければ、まちは変わらないと考えます。だからこそ今後このまちを担っていく私たち青年が一丸となり、自分のまち・南信州をデザインしていく必要があるのではないでしょうか。
そこで1月例会では、なぜ一丸となって取り組むまちづくり運動が必要なのかを知り、グランドデザインの必要性を知る例会を組み立てました。過去にそういったことをやられている方あるいは類似したことを取り組まれた方を探し、ひさかた・風土舎 長谷部 三弘 氏と出会うことができました。
長谷部さんは上久堅に暮らしており、そこで地域一丸となって取り組むまちづくりを展開しました。事のきっかけは飯田市と比べて上久堅は田舎だから見返してやろうというのが始まりでした。そこで意見に賛同した仲間を募り、ひさかた・風土舎を立ち上げたようです。
長谷部さんとの話の中で、彼は上久堅の集落をまず一つにまとめることを考えました。それは一人一人の運動だけでは限界があり、本当の意味で上久堅を魅力あるまちにするためには難しいと考えたようです。上久堅を構成する14の集落にそれぞれのカラーを出す花を決め、自分の暮らす集落に意識を高めました。そして今度は上久堅の構想と理念を考えました。5年後のビジョン、そしてそこまでにたどり着けるように1年ごとのプランを計画していきました。その実践の経過が今では県外だけでなく海外からも評価され交流をしています。また自分たちで作ったジャムや野菜・ワインなどを販売し、みんな楽しみながらまちづくりを展開しているようです。長谷部さんとの話は本当に楽しく、そしてとても明るかったです。
対談の中では伊藤委員長はコーディネータを初めて行なったということもあり、非常に緊張しながら短い時間でのディスカッションで伝えきれないことが多々あったかと思います。グランドデザインを構築し、このまちに暮らす若者が「好きだ!」といえるまちづくりを目指していきたいと思います。1年間どうぞよろしくお願いします。