村長:標高の高いところからなる「自然」です。夏の涼しさ、冬の降雪など四季の良さを感じることのできる 温泉もありスキー場もあり、食べ物も「とうもろこし」はじめ味には自信を持っております。
理事長:確かにHPを見ても真っ先に「自然は力だ!」と出てくるように、この自然の力を強く感じます。
村長:投資ありきで進められてきた村営に、私は“あるものをいかに利用するか”の村営に切り替えて4年がたちます。いずれかはまた投資する時が来るので、今は何もしないことが重要です。森林に囲まれており、林業の再建ができればいいと願っています。昔は90%の方々が林業で生計をたってきた。製材もあったが木炭・パルクが主流でしたが、今はほとんどありません。カラマツを植えて40年ぐらいたって、このカラマツをこれから利用したいと模索している。いい時は杭などに使ったが、今では合板などに使われている。山林資源をどのように有効活用していくかが平谷のポイントの一つです。
理事長:教育的には、子供たちの教育が目立ちます。平谷イモを育てるなど先生方が子供とこの平谷村と一体となって体験学習をしたり、また飯田の企業の方々を講師に招き、材料など提供して頂いて子供科学教室などひらくなどとても、教育的にも熱心な活動をされておりますね。
村長:そもそも横の繋がりが重要であって、小さことからだんだんと輪を広げていこうという考えでスタートしましたが、今では成果がかなり出てきている。小さい子供と大人とが一つのことに集中して繋がりを持っていくことがとても村づくりには重要であります。小さい規模でのメリットもあるかと思います。
理事長:先生も地元の方ではないと思うのですが、その先生方があの様な活動をされるということは村全体での取り組みの成果だとも感じました。子供がもっと南信州には増えてほしいと思い願っているのですが、少子化の対策は皆さんも頭の痛い悩みだと思います。先日第21回全国過疎問題シンポジウムが木曽で開催され、この平谷村で分科会も開催された中で、少子化・過疎化に関してのお考えをお聞かせください。
村長:優秀事例からは、過疎化が進む中で、高齢化率を気にせず、この地域に誇りを持ち、新しいものを求めるのではなく、あるものを如何に活かすかが重要で、住民が普段食べているものなどを商品としておりました。特区の申請で、梅酒を作っているところや地域の特産物を上手に使ったりして売り出したり参考になる事例がありました。
理事長:あるものに磨きをかけていくわけですね。ただ客観的に見ますと、これは昔からされていることではないでしょうか。
村長:理事長の言う通りです。ここに住んでいる人が気づいてないだけで、外から何かを求めるのではなくて、いかここに住んでいる方々があるもの・地域の価値を活かすことが重要です。
理事長:この価値に気づき、誇りを持って頂くためには、外の人の方々との交流によって、自分達の地域の良さが気づくと思うのです。日頃食べていたものを、外の方々が喜んで食べてくれる姿を見れば生きがいに繋がっていくと思いますし、一生涯平谷村で自然と触れ土いじりをして、とれたての野菜を食べれるのは贅沢ですよね。
村長:そうですね、都会の都市とも交流がありますが、同世代の年配者を見ても元気が違いますね。
理事長:オーナー農園あたりは、今後もっと広がる事業だと思うのですが。地元の方々が講師となってどんどんされたらいかがでしょうか。
村長:食物は期限があったり難しいところがありますが、可能性は十分あります。ただ管理が大変です。無農薬で作りたいですし、猿は悪さをしますし、遠いところからきて週末だけ平谷にきてというスタイルもいいのですが、農作物を管理しいていくに今後の課題があります。猿は本当に頭が痛いです。
理事長:折角作ったものを取られては、オーナーさんも悲しいですよね。
理事長:地方分権・道州制がもっと早く進むことが、地域の活性化に繋がるともいます。私達も新しい区分けを国に提言してきておりますが、今なら長野県にとっても良い枠組みができるかと思います。
村長:長野県を圏域も広く長いから、どこで分けるかは難しいと思いますが、東京一極になりつつありますが、東海圏域が隣だから東海圏に区分けされたいですね。霞ヶ関の方々には、もっと地方をもっと解ってほしいと思います。
理事長:JCに対する期待を。
村長:これからは、地域に誇りをもって「ひとづくり」これが一番重要です。厳しい時代ですがぜひ頑張ってほしいです。期待しております。
最後に・・・この度平谷村で行われた24時間カラオケ大会。217名参加し、近くの宿泊施設に宿泊。長野・松本・名古屋などから参加が集まり、衣装など作られステージにて24時間歌い続けられた。何十年も続いている四季それぞれ陣をはる「珍珍幕府」の新しい企画で行われた。常に新しい企画を取り入れ工夫されている村の姿勢に感銘しました。