委員会事業方針
ふるさと探究委員会 委員長 落合 鉄太加
「日本人のふるさと」へ向けて
私達の暮らすこの地域では、リニア中央新幹線の中間駅設置が決まり、関連するインフラ整備も行なわれます。近い将来、大きな変化を迎えることが現実となった昨今、今後のまちづくりについてさまざまな議論がなされています。
まちづくり団体として半世紀以上の歴史を持つ私達は、創立50周年に発表した(社)飯田青年会議所クレドで、この南信州を「日本人のふるさと」にすることを宣言しました。自らが掲げた理想像を、絵に描いた餅で終わらせないために、私達は行動に移していく必要があります。その第一歩として、私達は何をするべきでしょうか。都会にはない豊かな自然に恵まれた南信州には、私達の知らない魅力が満ち溢れています。まずは、私達が活動の基盤としているこの地域について、より深く知ることが必要です。南信州について深く知ることで、地域への関心は高まり、もっと知ろうとする探究心が生まれます。この地域を探究し、知識をさらに深めていく事で、地域への関心が愛着へと昇華します。愛着の持てる場所こそふるさとであり、私達は、これまで培った経験に具体的な知識を融合させることで、南信州の未来の方向性を探ることが出来ると考えます。
当委員会では、南信州の成り立ちに大きな影響を与えている自然を切り口に、さまざまな観点から学び、体感する機会を設け、この地域に関する理解をさらに深めてまいります。地域に愛着を持った私達が未来を創造し、「日本人のふるさと」の方向性を見出すことにより、クレドで掲げた理想像への第一歩を踏み出すことが出来ます。また、この学びの機会を、私達と同じくこの地域の将来について関心を持っている皆さんとも共有し、地域への愛着を深めるきっかけとしていただき、将来のまちづくりへ繋げてまいります。私達は例会・事業での学びの場を通じて、南信州の特色を見つめ直すと同時に、大きな変化を目前に控えているこの地域が、その特長をどのように活かせるかを考えます。そして、「日本人のふるさと」南信州の実現への方向性を定めるべく、己を律し、意欲的に活動してまいります。
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青少年育成委員会 委員長 佐々木 博
『躾』 ~地域・人を思いやる子ども達を育てるために~
近年、情報化社会の到来によりコミュニケーションが多様化し、私達の生活も大きく変わりました。大人の世界の変化は、同様に子ども達の世界にも大きな変化をもたらしました。現代社会では、子ども達も私達と同様にオンライン上でのコミュニケーションの機会が増え、インターネットなどの溢れる情報の中から知識を得ています。その結果、人と人、地域と子ども達の関係性や触れ合いの場面は減少しています。子ども達が、地域の大人達と触れ合う中で経験し学ぶ大切な知識に、礼儀やマナー、感謝の気持ちといった社会生活の基本となる心があります。今、その子ども達の心が乏しくなっているように感じます。子ども達のそれらの心は、地域の大人達による厳しくも優しさ溢れる『躾』の中から生まれ、幼少期を過ごすこの地域で社会生活での基本を周りの大人達から学び身に付けていきます。また、大人自身も子ども達を『躾』する中で学び経験を積み、子ども達の環境を守りつつ安心して成長できる地域を創ってきました。私達(社)飯田青年会議所も50余年に渡り、青少年事業を通じ、社会生活の基本となる心を子ども達に伝えてきました。これを更に広げ深める為に、我々自身が、子どもの頃に学んだ心を活動として表現し、伝えていく事が必要であると考えます。
本年度当委員会では、このまちを舞台に子ども達が夢中になれる体験を通じ、『躾』を育む活動を行います。そして私達は先駆者として地域を牽引し、継続して子ども達の心を育てる事のできる活動を創り出します。その為に私達がこれまで行ってきた青少年事業の検証や、子ども達や地域が私達に求める活動を探っていきます。子ども達が、様々な苦難を乗り越えた時の喜びや達成感は、大きな経験となって心に深く刻まれます。私達が創り上げた活動を継続する事で事業が熟成され、いつの時代の子ども達にも体験して貰う事は、より一層子ども達の心を豊かにします。子ども達が成長する過程において、この豊かさに自ら気付いた時、南信州に対する熱い愛情が強く大きく育まれると確信致します。
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こころの友交流委員会 委員長 稲垣 洋一
信頼し合える「こころの友」を築こう
ダイヤモンドは、ダイヤモンドと磨くことによって輝きを増します。人もまた様々な人との関わり合いの中で人間性を磨くことが出来ます。お互いに刺激し合えるライバル、共に苦しみ、共に笑い合える仲間、多くの仲間が自分を成長させ輝かせてくれるかけがえのない存在であると思います。そして、その仲間との関係は深い信頼で結ばれ、固い友情を生み出し団結力に繋がっています。自分を輝かせてくれる仲間だからこそ、信頼し合える「こころの友」と呼べる真の友情を築いていくことが出来るのです。まちづくりを目的として志を持ち活動する我々にとって一番大切にしなくてはならないのは、仲間であり、真の友情を築くチャンスを最大限に活かしていく事であると考えます。
そこで、本年度当委員会では、より多くの「こころの友」を築くため、一人一人がお互いをよく知り、こころを許しあう仲間同士の連帯感をこころの底から楽しめる交流の場をつくります。この交流の場は、自身をさらに磨くだけでなく、会員同士の信頼関係をより深く結びつけ、真の友情を築きます。その真の友情が組織の団結力となり、(社)飯田青年会議所の道(みらい)を切り拓くための力強いエネルギーになると考えます。またその為には家族の理解や協力も必要不可欠です。家族を含めた交流をする事で、会員だけでなく家族ぐるみの友情を築いて参ります。
熱い情熱をもって信頼関係を築き活動して来た先輩方との交流を行います。多くの先輩方との出会いの機会を最大限に活かし、自らを高みへと導く新たな発想や気付きを引き出します。私達一人一人のこころの豊かさと想像力、経験から得た知恵を育み、明るい豊かな社会を築く為の強力な推進力として培っていくと確信いたします。
(社)飯田青年会議所と共に熱い友情の歴史を培って来た大韓民国江陵青年会議所との交流は、40周年を迎えます。国は違っても、自分達のまちをより良くしたいという想いは同じです。両青年会議所に先輩方が築かれてきた友情を受け継ぎ、未来に向かい私達がこれからも育んでいく交流を共に考え行動して参ります。
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研修委員会 委員長 堀本 喜正
責任を持ち、率先行動する真のリーダーになろう
私達は刻々と変化する時代の中で、企業人として働きJC活動をしています。それぞれの立場に於いて、私達の行動一つ一つが企業やまちの発展に深く関わっていることは言うまでもありません。すなわち、このまちの将来は私達リーダーの行動に懸っているのです。しかし、今の私達は自らの責任に向き合い行動を起こしているでしょうか。事の大小に関わらず自らの責務を果たさなければ、周囲からの信頼を得てその職責を全うする事が出来ません。混迷する時代だからこそ、リーダーとしての真価が問われます。私達が自らの責任を自覚し、周囲を想い率先行動する「真のリーダー」にならなければならないのです。その為には、メンバーの資質を高めることが必要です。
そこで当委員会では、真のリーダーを創出する為に身につけるべき条件を「心技体の充実」であると捉え研修を行います。「心」の充実では、まず自身を省みることから目標を定め、私達一人一人の使命と心構えを再認識し目標実現に向け行動を起こします。「技」の充実では、指導者として必要なスキルを向上させ、学びを基本とした実践的な研修を行います。「体」の充実では、リーダーを創出する私達(社)飯田青年会議所を体と考え、この組織に所属する者としての責任について学び、周囲を想い人との繋がりを大切にする人間になります。「心」「技」「体」1年を通じて実のある研修を行い、資質を磨いて参ります。私達の成長こそが企業や地域の発展に繋がるものと確信致します。
(社)飯田青年会議所は、創立以来この地域の事を考えて活動して参りました。未来へ向かい活動し続ける中で、これまでも公益社団法人格取得に向けた議論を重ねています。そして昨年度、私達は公益社団法人格を取得することを総会決議しました。本年度は、全メンバーで更なる意識統一を図り取得実現に向けて取り組みます。私達のまちづくりへの姿を示しその責任を全うすることで、より信頼される組織へ進化致します。
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